13樹々匠の家づくり素材
家づくりにおいて、室内で目に飛び込んでくる素材に何を採用するのか。これによりもたらされる雰囲気やメンテナンスは大きく異なってきます。ここでは樹々匠の採用する素材について、ご説明していきます。
こちらの動画では、樹々匠のオーナー様の住まいで実際に使われている素材をご紹介しながら、素材の使用方法をご説明しています。
本物だけをつかう
樹々匠の家づくりで使用されているのは、古来より日本に存在する普遍的なものばかり。言い換えれば「本物の素材」です。
本物はすべてが異なります。心地よい手触りや足触り、ふたつとして同じものが存在しない表情や質感、清々しく懐かしい香り。五感で感じて、豊かに暮らすための要素が、本物の素材にはあるのです。
また、どのような材料であれ、最初が美しいのは当たり前。その差は、時を経るほど顕著になっていきます。人工の建材、いわゆる新建材は、その性質上、時間が経てば経つほど「劣化」していきます。
フローリング材で言えば、表面が紫外線劣化で褪せて、中の合板やダンボール素材などが露出するなどして、美しさは減衰していきます。いくら施工当初はきれいに見えても、徐々に廃れていく材料に、人は愛着を持ちづらいものです。
一方で本物の素材は時間と共に深みが増し、よりいっそう美しくなっていくもの。無垢の床であれば、徐々に飴色に変化し、味わい深い雰囲気へと「美化」します。
これは、人が歳を重ねるのと同じだと私たちは考えています。
人として、誰しもが味わいのある良い歳の取り方をしていきたいと願うでしょう。家も人と同じように、味わい深くなるよう共に成長していけたらよいと考えています。
無垢の木材をつかう
「本物の素材」と言われて、真っ先に思い浮かぶのは木材ではないでしょうか。
樹々匠では、床材や内装材、そして外壁材に、無垢の木材を使用しています。手触りや足触りはもちろん、唯一無二の木目や森林浴を連想させる香りなど、無垢材で味わえるものはとても多いです。
たとえ傷がついたとしても、水とアイロンである程度は直せたり、表面を削ることで新築初期の表情に戻すことも可能です。これは、新建材では絶対に実現できない、無垢の木ならではのメリットでもあります。
無垢材は劣化しにくい為、将来的な交換も必要ない事が多く、長い目で見れば最もコストパフォーマンスが良いのも特徴です。
外装材として施工すると、年月を経て銀鼠(ぎんねず、シルバーグレー)に表情を変え、さらに風情のある佇まいとなっていきます。
珪藻土をつかう
内装においては、ビニールクロスはもちろん、珪藻土クロスも使用しません。すべて本物の珪藻土もしくは漆喰をつかいます。
珪藻土というと「調湿性」や「空気質向上」といった効能が挙げられます。それらも大きな特徴なのですが、私たちが珪藻土を採用する最大の特徴は「空気感」です。
珪藻土が生み出す室内の空気の柔らかさは、偽物や模造品、ビニールクロスでは決して醸し出すことができない類のものです。
また、時間が経つとすべて貼り直さなければならないクロスと比べ、汚れたり傷ついた箇所だけ直すことも可能な珪藻土の塗り壁は、圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
さらに言えば、珪藻土の傷や変化は、直す必要すらないかもしれません。かつて、子供の身長が伸びる様を、柱に印したのと同じように、思い出として、また風合いとして、それらを愛おしく思えるのも珪藻土の良さではないでしょうか。
本物同士のコーディネート
樹々匠の住まいには、本物だけが存在しています。前述の無垢材や珪藻土だけでなく、国産のイグサを使った畳や、石材。カーペットもウール100%で、家具も無垢の木材。
それぞれが異素材であっても、本物同士だからこそ馴染み、空間に溶け込んでいきます。家の設計と、素材のコーディネート。それらが噛み合うことで、美しさを増していくものです。
圧倒的なコストパフォーマンス
樹々匠が本物の素材を使うのは、美しさだけが理由ではありません。
ここまで述べてきたように、歳月を経て美しくなるものは、過度なメンテナンスも必要なければ、短期間での交換も不要。
長期にわたって使い続けられるものですから、数年毎に交換や修繕のコストがかかることを思えば、長い目でみてお財布に優しい素材だといえるでしょう。
樹々匠の家づくりは、住まい手が見て触れて感じるというメリットだけでなく、金銭的な負担を最小化できるよう、素材の選定を行っています。
樹々匠の素材体感がすべてを語る
本物の素材は手触りも足触りも違います。本物の素材だからこそもたらす空気感があります。
経年していく変化もあります。その違いをぜひ実物で体感しに、モデルハウスや見学会にお越しください。
写真ではこの心地良さは伝わらない。
体感はモデルハウス、体感見学会へぜひお越しください。
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