12樹々匠の家づくり家具
住まいを彩る大切な仕上げ
樹々匠の家づくりにおいて、家具も設計の大切な要素です。
家具は、住まい手が日常的に使い、触れるもの。心地よい暮らしを実現するために「家具のあり方」についても深く考えるべきだと考えています。
室内空間を家具まで含めてトータルにコーディネートする。そこには樹々匠ならではの哲学が存在しています。
こちらのルームツアーでも家具のあしらいについてご説明しています。
既製品と造作家具
家具と聞いて最初に思い浮かぶのは、家具店で扱っているテレビラックやソファ等の既製品の家具ではないでしょうか。
既製品の家具の場合、家具と壁に隙間が出来てホコリ溜まりになってしまったり、地震で家具が転倒してしまうリスクもあります。微妙な素材感の違いに違和感を感じることもあるかもしれません。
一方、製作家具であれば、建物と一体となるように作り付けられるので、隙間もありませんし、倒壊のリスクもありません。
家具は日常的につかうものだからこそ、見て触れて心地よく、生涯美しくあるべきだと考えています。シート張りやベニヤ板等は採用せず、本物の素材(無垢材)のみを採用しています。
暮らしに寄り添う
樹々匠では家具を、ただの家具だとは考えません。
飾り棚や引き出しをベンチとして座る場所にしたり、TVボードや机も座れるように作ったりと、家具が家具として存在するのではなく、「居場所」としての役割も担うように作ります。ときにはソファやダイニングテーブルを製作したりもします。
その家、そのご家族、その生活スタイルに合わせて製作できる造作家具は、暮らしに寄り添い、馴染んでいくもの。家具をただの家具ではなく、暮らしの一部と捉え、トータルにコーディネートしていきます。
ただし、家具は必ずしも作らなければいけないわけではありません。一度作ってしまった家具を取り外すのは容易ではありませんし、家族構成の変化に対応できなくなってしまう場合もあるかもしれません。
- どんな家具が必要なのか
- どう造作すべきか
現在の暮らしを聞き取り、将来の家族構成や暮らしの変化を、私たちと一緒に相談しながら決めていきましょう。
樹々匠の椅子たち
「最小の建築物」と言われることもある椅子。
家具の中でも、空間にもたらす影響が大きいのが椅子です。古今東西、さまざまな椅子がつくられ、その座り心地も千差万別。
食事時や一家団欒など、椅子に座って過ごす時間も多いものですから、決して妥協せず、ご自分の体型や姿勢に合う逸品を見つけてほしいと思っています。
名作と呼ばれる椅子は多々ありますが、樹々匠でもそのうちのいくつかをモデルハウスで使用しています。
家族それぞれお気に入りの椅子を見つけるなら宮崎椅子、洗練された雰囲気を味わうならウェグナーの名作椅子、腰回りを包む座り心地で万人におすすめできるCIVILなど、選択肢もさまざまです。
座り心地を比べていただくこともできますから、ぜひお試しください。
PePe chair
オリジナルデザインの製品づくりに取り組む、木の椅子専門の家具メーカー「宮崎椅子製作所」を代表する椅子です。
No.42
デンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンがデザインしたもの。背骨に沿う座面が特徴的です。こちらも宮崎椅子製作所。
hata chair
2014年まで宮崎椅子製作所に勤めていた吉永圭史さんデザインの椅子。背もたれのはためくようなラインから「hata」と名付けられています。
CH24(Yチェア)
最も有名な家具職人の一人、ハンス・ウェグナーによってデザインされた名作椅子。背もたれの形状から、「Yチェア」の愛称で世界中で愛されています。
PP68
ウェグナーが最後に手がけたダイニングチェアで、愛称もそのまま「ラストダイニングチェア」。シンプルで耐久性にも優れた、ウェグナーの集大成です。
CIVILチェア / LDチェア
飛騨高山の国産木製家具メーカー「柏木工」のダイニングチェア。都会的でスマートな印象もさることながら、お尻と腰にフィットする座り心地が人気です。
樹々匠の家具体感がすべてを語る
家具の真価は、実際に触れて、使うからこそ分かるもの。
だからこそ、実際に樹々匠の建物に来ていただき、体感することをおすすめしています。
モデルハウスにある様々な椅子や造作ソファはもちろん座ってみていただくことができますし、
見学会でもさまざまな家具をご覧いただけます。
ぜひお気軽にご来場ください。
写真ではこの心地良さは伝わらない。
体感はモデルハウス、体感見学会へぜひお越しください。
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