08樹々匠の家づくり庭
庭と共にある家
「樹々匠の庭が好き」
そうおっしゃってくださるお客様もいらっしゃるほど、樹々匠ではお庭を重視しています。お庭は、居場所や心地良さにも大きな影響を及ぼします。
春は芽吹く緑に生命力を感じ、夏は深い緑を眺め、秋には紅葉を愉しみ、冬にはすこし寂し気な枝ぶりを愛おしく思う。そんな四季のうつろいを感じられるお庭は、住まう方の暮らしを一新するほどの力をもっています。
住まい手の人生を預かる工務店として、庭もまた家と対をなすもの。そんな考えから、家とお庭は必ずセットで設計しています。
住まいと庭の関わり
お庭は外からも中からも楽しめるもの。しかし、単純に木を植えれば良いというものではなく、木の植え方ひとつにも理由があります。
家を設計する場合、日当たりの良い場所にLDKを配置しますよね。LDKを明るくするために大きな窓を設けます。ソファに座り、ダイニングで食事する。そんなくつろぎの場から窓を見た際、視線の先にお庭の緑がある。その見え方が美しく感じられるようにお庭を設計していきます。家と庭の関係に配慮してお庭が計画されると、日々の暮らしの風景は大きく変わります。
アウトドアが好きでお庭にテントを張ったり、BBQおが好きな方であれば、お庭を中心に、お庭から家の計画を進める事さえもあるくらいです。
一方で、必ずしも「緑をたくさん植えましょう」ということではありません。窓の前にたった一本の樹木を植えるだけでもよいのです。それだけで感じ方は大きく変わります。
このようにお庭もまた、暮らし方に寄り添う存在であってほしいと考えています。
緑の設計
庭づくりにも、樹々匠ならではのこだわりがふんだんに取り入れられています。
まず意識しているのは、「緑の遠近感」。リビングの窓や軒下の中間領域の近くに植えられた樹木。それと対比された少し離れた位置に植えられた樹木。「緑の遠近」をつくることで、見る者に奥行きと広がりを感じさせてくれます。
「緑の遠近」の他にも、いくつかの草木の塊を点在させて「緑の濃淡」をつくり、お庭を回遊する楽しさを持たせたりと、住まい手の視線の愉しみ方を設計していきます。
また、レモンやブルーベリー、ラズベリーのように実のなる樹木を植えるのもよいでしょう。鳥が遊びにきてくれたり、収穫してジャムを作ったりと、暮らしの豊かさにも直結します。
そして私たちがもっとも大切にしているのが「自然なお庭」です。常に手入れが必要な緊張感のある庭ではなく、下草や苔があり、大小の岩が転がっているような、山々の一角を表現するようなお庭を目指しています。
山の中をハイキングするときに、雑草や落ち葉を気にする方はいないと思います。
「自然なお庭」もそれと同様に、多少雑草が生えても、落ち葉があっても、それすらも自然と馴染み、これもいいなと受け入れられる、自然体の庭となります。
周辺との関わり
建物が密集する市街地や住宅街においては、周辺からの視界を遮ることを考えなければなりません。一方、長閑で広々とした地区では緩やかな区切りで良いかもしれません。
庭や樹木はブラインド(目隠し)の役割も果たします。ウッドフェンス等で視界を遮断する場合もありますし、樹木の陰影で視線を遮る方法もあります。
そこで少しだけ考えていただきたいのが「緑のお裾分け」です。道路沿いに少しだけでも樹木を植えれば、プライバシーの配慮にもなりますし、ご家族が帰宅した際も緑が見れて楽しめます。それが同時に道行く人たちへの「緑のお裾分け」にもなります。
そんな考えのもとに生まれるお庭の緑は、自分たちだけでなく、地域や近隣の人々の心にも、少しの豊かさを分け与えてくれます。
以下のルームツアーでは、緑のお裾分けの具体的な事例を語っています。よろしければご覧ください。
樹々匠の住まいの庭は、一貫したコンセプトを持ちながらも、その立地や環境、住まい手の暮らし方で姿を多様に変えます。さまざまな「樹々匠の庭」をぜひご覧ください。
樹々匠の庭体感がすべてを語る
樹々匠の庭は、目だけでなく、音や匂いなど五感で味わっていただきたいもの。
風揺らぐ葉、小鳥が蝶が飛び交う姿は微笑ましいもの。季節ごとの風情が違うのも魅力です。
ぜひ現地に足を運んで「庭のある暮らし」を体感してください
写真ではこの心地良さは伝わらない。
体感はモデルハウス、体感見学会へぜひお越しください。
樹々匠の家づくりをより深く知りたい方は
メルマガ登録もおすすめです。