桜と緑を借景する
寄棟平屋の風情ある佇まい。
「桜楽の家」~さくらくのいえ~
掛川市 M様邸
「家族といる時間を大事にしたい」という優しい気持ちと、
やわらかな空気感をお持ちだったM様ご夫妻。
樹々匠スタイルに共感いただき、「深い軒」「借景」「心地よい居場所」など
私たちの家づくりのスタンダードとも言える要素を受け入れていただきました。
家づくりのヒアリングでお聞きした
「TVより、景色」というお言葉が今も印象に残っています。
ポイント
- 深い軒と寄棟屋根
- 地域に馴染む平屋建て
- 桜と密林のロケーション
- 景色を活かしたプラン
- ウッドデッキと軒下の半外空間
- リビング南面の大きなベンチ
- 広々PCカウンター
- 柔らかさを生むR天井
- キッチン中心の回遊動線
- 一直線の家事ラク動線
- 小上がり畳と造作ソファ
- 最奥の1.5畳の借景書斎
- 可変性のある子供部屋
- 4畳の大容量家族収納
- 「これで十分」な3.7畳の寝室
- エアコン1台で部屋中温度差なし
住まい手の雰囲気に合わせてしつらえた曲線(R)のある天井。
一般的に建築とは直線や直角が多くなるものですが、
ひと手間かけて曲線をつくると、途端に和やかさのある空間が生まれます。
キッチンを中央に、家族が集まるリビングや、
家族収納、水回りへのアクセスがスムーズな回遊動線を確保。
浴室、ランドリー、家族収納を一直線に配置して、
「洗う・干す・たたむ・しまう」という動作が
ストレスなくこなせるようにしています。
少し広めの子供室は、お子さまが小さい時は家族みんなの寝室に。
思春期には区切ることもできますし、お子様3人がそれぞれに個室の欲しい
タイミングでは、別の空間も子供室に変更出来るように、
家族の将来まで考えたフレキシブルな間取り計画となっています。
リビング横に併設された1.5畳の書斎は、一風変わった籠れる居場所。
堀りごたつのカウンターから桜並木などの景色をゆったり眺められるように
なっています。この上なく心地良い自分の居場所を体感してください。
樹々匠の家づくりでは、家とお庭を必ずセットで計画します。
「心地よい居場所」をつくるためには、窓から見える緑の景色が欠かせないからです。
私たちの外構計画では、「近い緑」と「遠い緑」を意図的に配置して遠近感を出します。
その奥行き感・視覚効果をぜひ味わってみてください。
ゆとりある敷地に佇む「桜楽の家」。樹々匠カラーの塗り壁と、
ガルバリウム鋼板のコントラストが爽やかな雰囲気。
景色のよいのどかな土地に、優しく馴染む平屋です。
周りを見ると、建物の東側にあるのは桜並木と緑深い林。
その景色を室内から取り込むべく、
リビング南に大きなベンチを設けているほか、
おこもり感あふれる書斎に「掘りごたつカウンター」を設けて、
心穏やかに外の緑を眺められる居場所にしています。
周辺環境をきちんと読み解いて生まれた
「必然のかたち」が実現しています。
Data
家族構成 | 大人2人、子供3人 |
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面積 |
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間取り | 2LDK+家族収納+物入れ+書斎+水回り |