大開口と吹抜上の窓から開放感と明るさを取り入れ、
畳数以上の広さを感じる空間に仕上がりました。
「尊束の家」~そんぞくのいえ~
磐田市 F様邸
「家族とはお互いを尊敬し合い、敬い、結束していくもの」…
そんな素敵な想いから始まった「尊束の家」は、なだらかな切妻屋根の二階建てで、
F様ご家族のシンプルな考え方、志向を象徴した佇まいです。
ライフプランから一緒に練り上げてきたため、
必然的に要・不要を吟味したF様らしい暮らしの出来る間取りになっています。
ポイント
- 外の景色を切り取るFIX窓
- 黒いキャンパスに浮き立つお庭の緑
- 広いウッドデッキとプライベートガーデン
- 座の暮らしの実現
- なだらかな切妻屋根・天井
- 階段下の洞窟のような1畳書斎
- 2階と繋がるLDKの吹き抜け
- LDKの窓際ベンチとソファ
- エアコン1台で家中を温度差なし
- 家中にある温湿度計をチェック
- HEAT20・G3水準の断熱性能
- 熱交換換気システム
- 全棟長期優良住宅認定取得・構造計算実施
北面に生活道路を見下ろす瀟洒なデザインの住まい。
勾配の違う屋根が特徴の外観。
スペースに余裕のあるガレージからそのまま玄関へ。
南面には大窓とウッドデッキ。LDKから庭の風景が見えます。
南面の隣家からの目線を避ける植栽。
塗り壁の質感がかっこいいガレージ。
リビングは吹き抜けの窓からも採光しています。
リビング自体は決して広いわけではありませんが、ぐるりと囲うように
居場所が設けられていて、畳数以上の広さを感じる空間となっています。
ソファやカウンターなど居場所の多い空間に。
2階とシームレスでつながる吹き抜けのリビング。
写真奥には作業用のカウンターと書籍などの収納棚が備えられています。
LDKの開放感を創り出しているのは、南面の庭園を切り抜く大開口の“額縁窓”と、
1・2階をゆるくつなぐ吹き抜け、床座のダイニングに広いウッドデッキ。
大窓は室内外をつなぎ空間を広く見せています。
計画中に建った南面隣家の黒壁と植栽。
黒壁を緑が映えるキャンパスに見立てました。
視界は奥まで抜けないが、黒と緑の対比が美しいです。
調理のしやすさを考慮したキッチンと収納。
仕切りなしの2階空間。
なだらかな切妻天井で奥行きが感じられます。
樹々匠は周辺環境を活かした暮らしやすさを追求しています。
余談ですが「尊束の家」計画中、敷地南に黒い外壁の
ほぼ3階建て新築住宅が建つといったハプニングもありました。
そんなイレギュラーもポジティブにとらえつつ黒い外壁をキャンパスに見立て、
緑を美しく引き立たせようとお庭を計画。日射に関しても、
直射が望めないながらも南面の大開口と吹抜上の窓から
開放感と明るさを取り入れることに成功しました。
計画段階の苦労の分、思い入れが強い住まいになったのではないかと思います。
Data
家族構成 | 大人2人、子供2人 |
---|---|
面積 |
|
間取り | 3LDK+家族収納+書斎×2+水廻り |
Schedule
2022年1月 | HPよりお問合せ |
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2022年9月 | 設計申込み |
2023年1月 | 間取り決定 |
2023年5月 | ご契約 |
2023年9月 | 着工 |
2023年10月 | 上棟 |
2024年4月 | お引渡し |