一緒に土地を探すことから始まったK様のマイホーム計画は、川のほとりにあった中古住宅を更地にして新しく家を建てるプランに落ち着きました。きれいに湾曲して視界から消えていく川と、その向こう岸にある森林を望むすばらしい景観…コンパクトな敷地ではありながら素晴らしい環境に一目ぼれでした。

建坪は28坪と控えめながら、窮屈さを感じさせないデザインの「浮緑の家」は、無垢材を配した塗り壁の２階建て住宅。吹抜けリビングの大窓から見える川と緑の風景は広大で、まるで自宅の庭のように楽しむことができます。セカンドリビングとなるウッドデッキは川に張り出すように設え、座るとまるで宙に浮いているかのような感覚に。「屋根の上すらリビングに」と2階の窓辺にも座れるベンチを設け第3リビングに。環境を最大限に活かすアイデアを盛り込んでいます。家族が集うリビングやPCカウンターの掘りごたつは長時間でも寛げるような工夫。用途に合わせた大収納をはじめ、家事動線を確保することで暮らしやすい空間に仕上がっています。