気密と換気の重要なお話

「豊橋市K町: I 様邸」

 

完成の気密測定風量測定を行いました。

 

160524003

 

気密測定とは、家中にどれだけ隙間があるかを

実際の現場で測定して、C値で表す事です。

 

C値は数字が小さければ小さい程、

すき間が少ない事を表します。

 

風量測定とは、換気が計画通りに働いているかの実証です。

入ってくる空気の量と、出て行っている空気の量を測定します。

 

 

160527完成気密測定03

 

I様邸の測定結果はC値0.29でした。

風量測定は、必要風量が157m3に対し、実測風量が170m3。

 

うん、合格!!

 

これだけの気密性を実現できる工務店やメーカーは

なかなか居ないのが現実ですが、

樹々匠建設では当たり前の数字です。

 

 

 

160527完成気密測定02

 

 

ハウスメーカーや工務店を見て回る際は

こんな質問をしてみてください。

 

「御社は高気密高断熱の家を建てていると思いますが、

断熱性能と気密性能を教えてください」

 

「弊社の断熱は〇〇で数値は〇〇です、気密は〇〇です」

 

「では、その立証方法は??」

 

 

断熱性能は計算で数値化する事ができます。

換気も同様です。しかし!!

それを立証するには気密測定と風量測定を

実際の現場で測定するしか方法はありません。

 

いくら計算上で、すばらしい数値が出ていても、

実際の現場でおかしな施工がされているかもしれません。

気密測定と風量測定は、確かな施工を示す指標になります。

性能は机上の理論だけではダメなんです。

 

気密について、詳しくはこちら

樹々匠の家づくり02気密

 

 

160527完成気密測定01

 

今は、高断熱化は当たり前の時代です。

ただ、どれだけブ厚くて高価な断熱材を採用したとしても、

気密が疎かでは、せっかくの断熱が無用の長物です。

 

また高気密にしたらしっかり換気しないと

家の中の空気がよどんでしまいます。

だから換気が重要になります。

 

で、換気は気密が疎かでは有効に動きません。

具体的には気密は0.5以下でないとダメだと思っています。

0.7という声も聞きますが、個人的には0.5以下を推奨します。

それは、換気量が不足がちになってしまうからです。

 

 

そして、その換気量を実証してくれるのが、風量測定です。

最近は気密測定を行う業者も増えてきましたが、

風量測定すると、気密をしっかりしないと

いけない事がよ~く分かります。

 

例えば、C値が1.0だったとします。

その家で風量測定すると、給気口からの風量がゼロ・・・。

つまり新鮮な空気が入ってきていない状態です。

それでは高気密高断熱とは言えないのではないでしょうか。

 

160527風量

↑風量測定の様子

 

 

断熱⇔気密⇔換気

 

この3者はとっても仲良しで、

切っても切れない間柄です。

 

 

これらをバランス良く採用する事で、

快適な住み心地になる為の要素が、

ひとつクリア出来たと思ってください。

 

 

 

<完成見学会のご案内>

開催日:5/30(月)~6/12(日)完全予約制

開催場所:豊橋市(愛知大学の東)

 

土日は、1日4組限定の開催

受付時間は下記になります。

9:00~、11:00~、

13:30~、15:30~

平日はお客様のご希望日時に合わせてのご案内となります。

お問合せをいただいた後に、開催場所等の

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