設計思想~日射取得でポカポカ~

1つ前の記事「冬期休暇のお知らせブログ」で今年最後のつもりでしたが、

お伝えしたい事があったので、もう1つUPです。

 

 

昨日は今年最後の打合せでした。

 

1月末に完成見学会を開催させていただくH様の

新築工事中現場をお借りして、年明けから工事着工のY様とお打ち合わせです。

現場は珪藻土仕上げも完了し、予定通りの工程で年越しです。

 

下地作りの様子

 

 

窓の大きさ、室内の広さ、高さ、仕様、雰囲気を

感じていただきながらの打合せはとっても分かりやすいですね。

H様、Y様、ありがとうございます。

 

 

今朝もとっても寒い朝ですが、

昨日も遠州地方特有のからっ風が吹き、寒い日でした。

そんな中、室内は・・・。

 

工事中なので暖房も換気も動いているわけがなく

無暖房状態です。

 

しかし、ポカポカと暖かいんです

 

 

なぜか?

 

 

その答えは”太陽”です。

 

南面の窓を最大限大きくとって、太陽の日射を取得出来るつくりになっています。

南面は東西面とはガラスの仕様を変えていて

南面のガラスは、一般的なガラスの中で取得が最大のガラスにしています。

 

ポカポカという表現がまさにドンピシャで、

窓付近に腰かけていたY様の娘さんがついついウトウトしてました。

その気持ち、分かる!!

 

ただし、夏はこんなに日射取得があったら室内が暑くなってしまいます。

太陽角度を考慮して最善となる庇の出にする建物の工夫と、

すだれを設ける等の生活の工夫で日射をコントロールしなければなりません。

 

 

・冬の日射取得と、夏の日射遮蔽。

・建物の断熱性と気密性。

・窓性能や換気。

 

これらをどう考えるかで、住み心地は雲泥の差になります。

 

 

1/23(土)~1/31(日)開催の完成見学会

快適さを体感にいらしてください。

詳しくはこちら

なんだ、この暖かさは?~”とわ”に住まう家

 

 

 

家づくりって重要な要素が数多くありますが、

ほんとうに楽しいですね。

 

 

 

それでは、よいお年を!!

 

 

 

 

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