甲斐がありました(笑)

 

 

 

パッシブコンペとは

断熱等の建物性能を当たり前に、

お客様のご要望を深く読み取り、

敷地や周辺環境、日射を的確に読み取り、

間取り、デザイン、プレゼン力まで

トータルに評価されるコンペです。

 

性能が高いだけ、デザインが良いだけではダメ。

しっかりとお客様の立場に立った提案が必要で、

安易な提案をすればケチョンケチョンに

叩きのめされてしまいます。

 

要はすべてにおいて良い家じゃないとダメって事です。

 

 

 

 

 

参加したのは地元で活躍する工務店や設計事務所。

常日頃から切磋琢磨している仲間ですので

知識レベルが非常に高い方々です。

 

 

評価員はMs建築設計事務所の三澤文子先生、

岐阜森林アカデミーの辻先生。

いずれも工務店業界で知らない人はいない偉大な先生です。

あとは、コンペに参加したメンバーも各社を採点します。

 

 

 

 

私が提案したのは「かどまどの家」

お客様の生活スタイルやご希望を叶えるのは当たり前。

デザインが格好良いのも当たり前。

性能がすこぶる高いのも樹々匠なら当たり前。

 

そこに、周辺環境を活用する家を提案しました。

今回の敷地は、北東、南東、北西、南西の4方向に

空地や田畑があって、広々を抜けていました。

そこで、建物の4隅に窓を設けて、居場所を作ります。

そこに座り、その窓の向こうの景色を眺め、

夏には近隣で上がる花火も楽しめる。

 

自分の居場所、家族の居場所で、

仲の良い家族が大好きな酒を交わし、

訪れた仲間達と楽しい時間を過ごす。

お庭では子供達が遊ぶ姿を、くつろぎながら眺めていられる。

そんなお気に入りの場所があったら良いよねという提案でした。

 

 

 

このコンペで昨年は準優勝だったので、

今回グランプリを受賞できた事を誇りに思います。

1年目、2年目で見えた具体的な問題点も

解決出来たし、確実なスキルUPになってます。

 

 

素直に嬉しい！！